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証拠金とは、商品先物取引をする上での投下資金のことですが、商品先物取引や外国為替証拠金取引では、株式投資のように投資に必要な総代金(丸代金)を投下するのではなく、総代金の数%〜数十%の担保金を投下することで、運用することが可能となります。この担保金のことを証拠金と呼びます。(株で言うところの信用取引にあたります。)
レバレッジとは、直訳すると「てこの力」という意味になります。上述したように、商品先物取引では、実際に取引する金額(総代金)の数%〜数十%の担保金(証拠金)で取引できる、つまり、少ない投下資金(証拠金)で大きな額(総代金)の取引ができることから、「てこの原理」になぞらえて、「レバレッジ取引」とか「レバレッジの効いた取引」などと言います。
また、証拠金に対する、実際の取引金額(総代金)の大きさ(倍率)のことを「レバレッジ」を言うこともあります。
(例)銘柄:東京ガソリン 取引単位:50kl
総代金:55,330円(11/9終値)×50kl=2,766,500円
証拠金:120,000円
レバレッジ:2,766,500円÷120,000円=23倍
※銘柄により、レバレッジ比は異なります。
では、レバレッジ取引をする上でのメリット・デメリットはどんなものがあるのでしょうか?
【メリット】
・少ない資金(証拠金)で大きな資金(総代金)の運用ができる。
・総代金で運用する現物取引では、買いポジションしか持てないが、証拠金取引では、差金決済取引(決済時に価格変動分の差損益を計算し清算する取引)となるため、買いポジションだけでなく売りポジションも持てる。(売りからも取引スタート可能なため、下降トレンド局面でも為替差益を狙える。)
【デメリット】
・レバレッジを効かせている分、総代金で取引をするよりも投下資金に対する価格変動のリスクが大きくなる。
・・・ちょっと待ってください!!
レバレッジを効かせている分、リスクが大きくなるのは事実ですが、果たしてそれはデメリットなんでしょうか?
ここで考えてみたいのは、現物取引であれ、レバレッジ取引であれ、価格変動リスクは一緒ということです。
(例)東京ガソリンを50klを55,000円で買い54,000円で売る
【現物取引】2,700,000円(売値)−2,750,000円=−50,000円
【証拠金取引】(54,000円−55,000円)×50(倍率)=−50,000円
上の計算式を見てお分かりの通り、同じ東京ガソリン50klを運用しているわけですから、価格変動を同一の条件で計算した場合の差損は、全く同じなわけです。要は、総代金を預ける現物取引では、いくらで買ったものがいくらで売れたかで計算をするのに対し、証拠金を預けて取引をする商品先物取引では、差金決済で計算する点がことなりますが、同一取引単位、同一の価格変動で計算しているわけですから、価格変動のリスクもリターンも同一になるのは当たり前ですよね。
ただ、商品の世界においては、現物取引で資産運用をする場はありませんので、商品先物取引の市場で運用をするわけですが、ここでレバレッジの特性(メリット)を活かすのです。
では、総代金で取引する現物取引と証拠金でレバレッジを効かせて取引する商品先物取引では何が違うのでしょうか?
証拠金取引では、証拠金を担保として投下資金以上の金額の運用を行っているため、相場動向が予想と反対にぶれた場合、担保能力が不足し、そのままではポジションを維持できなくなってしまいます。その際には「追証拠金」というものが発生します。
「追証拠金」とは、大引け(1日の取引終了時)の評価時点で証拠金の50%の評価損(値洗い損)が出た場合に、ポジションを維持するために必要な追加資金のことです。
この「追証拠金」が発生すると証拠金の半額(会社によっては、値洗い損全額)の追証拠金を追加して建玉を維持するか、決済するかの選択が迫られるわけです。
※この際の対処方法は、商品先物取引〜難平・両建て?それとも損切り?をご覧下さい。
要は、レバレッジ取引おいては、「損切りを早く・利食いは遅く」が鉄則です。この点に注意して、レバレッジのメリットである「少ない資金(証拠金)で大きな資金(総代金)の運用ができる。」を活かして、
稼ぎましょう!
基本的なことになりますが、商品先物取引〜取引手法も参考にしてみてください。
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